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第4回 黄涯関長城マラソンを走る=2004/5/22、天津市 |
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狭い峰は欄干が片面しかない
=2004/5/22、天津市 |
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中国の天津市で2004年5月22日(土)に開かれた、黄涯関(おうがいかん)万里の長城マラソン大会を走ってきました。
黄崖関と呼ばれる万里の長城は、北京市街から北東へ130㎞離れた、天津市の北端部にあります。
42.195㎞のコースの前半と後半の一部分で万里の長城を走ります。長城の往復の合計は5.6㎞です。それ以外の中間部分は、万里の長城から降りた一般道を周回します。
コースの万里の長城部分は、勾配のきつい石段が何か所もありました。幅が狭く勾配のきつい石段には、手摺りもあるが、反対側はオープンの断崖です。追越しは出来ません。
その場所の往路では、下りでも一列の渋滞となりました。同じ場所の復路では、歩いて立って上るのがきつくて、四つん這いになりました。暑いのに手袋を着用したのは、石段の鋭い場所で、怪我をしない用心の為です。
コースの万里の長城の高低差は、全体で270mですが、峰の頂上毎に見張り台が8か所ほどあり、その前後が急な石段で、アップ・ダウンをくり返す難所です。石段数は、片道で3700段もあります。石段の最大急斜面は、40度にもなります。走るのは、とても無理で、歩きました。
中間部分の一般道は、15㎞~30㎞の区間が、谷間を流れる川の左岸奥の湖(ダム湖)から、さらに峰(青山嶺)へ上る、アップ・ダウンのきついコースでした。大会2日前に、コースの下見があったので、その状況を知りました。
下見する前は、制限8時間内で走れるか心配だったが、本番では、ペース配分を頭に入れ、7:17:10でゴールしました。 疲労感と達成感は、最高で、満足しました。この万里の長城マラソン大会は、「世界の面白マラソンベストテン」の上位に入ると思います。 |